【パソコントラブル解決ガイド】ブルースクリーン(青い画面)でパソコンが動かないときの原因と対処法まとめ
ブルースクリーンになった際の原因切り分けと対処の方向性をまとめました!
焦らずにひとつひとつ試してみましょう。
- STEP①:ブルースクリーンを理解する
- STEP②:エラーメッセージの種類からおおまかにあたりをつける
- STEP③:原因を特定していく
- STEP④:対処する
- TIP:必要に応じてログを取得してください
ブルースクリーンについて
ブルースクリーンとは
ブルースクリーン(Blue Screen of Death/BSoD)とは、Windowsを搭載したパソコンでシステムが深刻なエラーを検出した際に表示される、青い背景に白い文字のエラーメッセージ画面のことです。
「STOPエラー」または「停止エラー」とも呼ばれ、OSの動作を安全に停止させ、データの損傷を防ぐために自動的に表示されます。
ブルースクリーンが発生するとキーボードやマウスの操作が一切受け付けられなくなり、電源ボタンを押して再起動する以外に操作できない状態になります。
この現象は突発的に発生することが多く、明確な発生条件が決まっているわけではありません。
ただし、ハードウェアの経年劣化や内部ストレージ・メモリの劣化が進むほど、ブルースクリーンの発生頻度が高くなる傾向があります。
原因としては、起動システムとメモリの処理タイミングが一致せず、システム全体が不安定になることが挙げられます。
一度発生すると、最悪の場合パソコンが起動できなくなる恐れがあるため、ブルースクリーンが頻発する前に早めの点検と対処が重要です。
なぜブルースクリーン(青い画面)になるの?
ブルースクリーン/ブルーバックは、Windows OSでなにか問題が起きているときに表示されます。
そのため、強引に解決しようと試みると保存しているデータが消えてしまう可能性があるので慎重にすすめてください。
まずは待つ
ブルースクリーンが発生して10分ほど経つと、自動的に再起動されます。
再起動後に問題なく起動できた場合、外付けHDDやUSBメモリ、OneDrive/Google Drive/Dropboxなどに大切なデータのバックアップを取っておきましょう。
そのままにしておくと再度ブルースクリーンが起きて、データが消えてしまうかもしれません。
ブルースクリーンと再起動が延々と繰り返されて起動できない、10〜15分以上待っても自動的に再起動されない場合は、電源ボタンを長押しして強制終了します。
ただし何度も強制終了や電源のオン/オフを繰り返すとストレージや電源ユニットなどの各パーツに過度な負荷がかかりますのでやめましょう。
もしエラーコード(STOPコード)が表示されている場合は強制終了する前に必ずメモしておいてください。
エラーコードは主に「Technical Information」または「停止コード」として表示され、「0x0000007E」などの8桁の16進数コード、または「CRITICAL_PROCESS_DIED」などのテキスト形式で示されます。
これらのコードによって、ブルースクリーンの原因をある程度特定することができます。
※一部の情報源では「10桁の英数字」と表現されていますがこれは先頭の「0x」(16進数を表す識別子)を含めて数えているためで、実際のエラー番号は「0x」に続く8桁の16進数です。
旧形式(例:Windows 7以前) → 0x0000007E のように表示。
新形式(Windows 8以降) → CRITICAL_PROCESS_DIED のようなテキスト停止コード形式で表示。
Windows 10/11のブルースクリーンにはQRコードが表示されますので、スマートフォンでQRコードを読み取るほか、停止コード(例:MEMORY_MANAGEMENT)と関係ドライバー名(例:ntfs.sys、dxgmms2.sys)をメモしておくと、原因の特定や再現性の確認がスムーズに行えます。
エラーメッセージのカテゴリ
ブルーの背景に書かれたエラーメッセージは、さまざまな内容がありますがいくつかのカテゴリに分けることができます。
まずはここでおおよそのあたりをつけて、つぎの章で原因を突き止め、その原因に沿った対処法へすすんでください。
自動修復不可
Windows OSの自動修復機能で問題が解決できなかった際に表示されます。
- アップデートの失敗
- システムファイルの破損
- ハードウェアの故障
- ソフトウェアの不具合
- ブートセクタの破損
回復/Recovery
重要なファイルが破損したり、欠落した際に表示されます。
- システムファイルのエラー
- OSと互換性の悪いハードウェアの使用
- 強制的なシャットダウン
- 停電による内蔵HDD/SSDの不良セクター発生
再起動/情報収集
デバイスやシステムに問題が生じているとき、エラー情報を収集している際に表示されます。
- ハードウェアの破損
- ドライバーのエラー
- システムのエラー
- 帯電
- ウイルス感染
BitLocker
BitLocker(ビットロッカー)とは、Windows 10Pro以上のエディションに標準搭載されているドライブ暗号化機能です。
パソコン内のデータを暗号化して、不正アクセスや情報漏えいを防ぐ目的で利用されます。BitLockerを有効にすると、パソコンのストレージ全体(Cドライブなど)が暗号化され、正しい認証情報なしでは内容を読み取ることができません。
BIOS設定の変更やマザーボード交換など、セキュリティ上の重要な構成が変更された場合、またはパスワードを忘れてログインできない場合には、48桁の「BitLocker回復キー」を入力する必要があります。
この回復キーは、Microsoftアカウントや組織の管理者アカウントなどに保存されており、紛失するとデータにアクセスできなくなる可能性があります。
- Windowsアップデートによる不具合
- ハードウェア(パーツなど)の変更によるセキュリティロック
- パソコン初期化設定時
- 不正アクセスの疑いによるロック
- BIOS・UEFIの更新
- SSD/HDDの不具合
ブルースクリーンになってしまう主な原因
物理障害
メモリー
メモリーはCPUと直接つながっており、データやプログラムを一時的に保存して処理を支える重要な部品です。
そのため、メモリーに不具合や故障があると、CPUが正しく情報を処理できず、システム全体が不安定になります。
また、経年劣化や静電気・熱によるショート、あるいは衝撃によって接点が抜けてしまうといった物理的な要因によっても、メモリーの不具合が発生し、ブルースクリーンが表示されることがあります。
その結果としてブルースクリーンエラーが発生し、原因を示すエラーコードが表示されます。
次のようなエラーコードはいずれも、メモリーや関連するドライバー、ハードウェアの問題によって引き起こされることが多いです。
- 0x0000000A/IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL
メモリー上の不正なアドレスにアクセスしたときに発生します。ドライバーやハードウェアの不具合が原因のこともあります。 - 0x0000001E/KMODE_EXCEPTION_NOT_HANDLED
メモリー上で予期しない例外が発生し、システムが処理できなかった場合に表示されます。 - 0x00000024/NTFS_FILE_SYSTEM
メモリーの異常によってファイルシステムが正しく処理できなくなった際に起こることがあります。 - 0x0000003B/SYSTEM_SERVICE_EXCEPTION
システムサービス実行中に不正なメモリーアクセスが行われた場合に発生します。 - 0x0000004E/PFN_LIST_CORRUPT
メモリー管理情報(PFN:Page Frame Number)が破損したときに起こります。メモリーモジュールの故障が主な原因です。 - 0x0000007E/SYSTEM_THREAD_EXCEPTION_NOT_HANDLED
システムスレッドが例外処理を行えなかった場合に発生し、メモリーエラーやドライバーの不具合が関係していることがあります。 - 0x0000008E/KERNEL_MODE_EXCEPTION_NOT_HANDLED
カーネルモードでのメモリーアクセスに問題が起きたときに表示されます。
周辺機器
ブルースクリーンは、パソコンのシステムが深刻なエラーを検出したときに表示されるエラーメッセージ画面です。
接続されたマウスやキーボード、プリンターなどの周辺機器に不具合がある場合にも発生することがあります。
たとえば、周辺機器のドライバーがパソコンのOSやハードウェアに対応していない場合、または機器自体が故障している場合、システムが正しく動作できずブルースクリーンが表示されます。
特に以下のようなエラーコードは、周辺機器やドライバーの不具合が原因で発生することがあります。
主に「ドライバー・アクセス系の不具合」「メモリー関連」「電源・USB関連」の3つに分けることができます。
- 0x0000000A/IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL
不適切なドライバーや周辺機器によって、不正なメモリー領域にアクセスしたときに発生します。 - 0x000000D1/DRIVER_IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL
不適切なドライバーが不正なメモリーアドレスにアクセスした際に発生します。周辺機器のドライバー更新や互換性の問題が原因となります。 - 0x0000001E/KMODE_EXCEPTION_NOT_HANDLED
ドライバーや周辺機器のエラーにより、システムが予期しない例外を処理できなかったときに表示されます。 - 0x0000007F/UNEXPECTED_KERNEL_MODE_TRAP
CPUや周辺機器のドライバーが異常な動作をした場合に発生します。ハードウェアの不具合やドライバーの不整合が原因です。 - 0x0000001A/MEMORY_MANAGEMENT
メモリー管理に関するエラーですが、周辺機器やそのドライバーが原因でメモリーが破損することにより発生する場合もあります。 - 0x00000050/PAGE_FAULT_IN_NONPAGED_AREA
周辺機器のドライバーが壊れたメモリー領域を参照した場合に起こります。 - 0x0000009F/DRIVER_POWER_STATE_FAILURE
スリープや休止状態への移行時に、周辺機器が正しく応答しないと発生します。特にUSB機器や外付けドライブなどで多いエラーです。 - 0x000000FE/BUGCODE_USB_DRIVER
0x00000024/NTFS_FILE_SYSTEM NTFSのドライバーntfs.sysで障害が発生。ボリュームやファイルシステムの破損が疑われます。 - 0x0000007A/KERNEL_DATA_INPAGE_ERROR ページングファイル上のカーネルデータをメモリへ読み込めず停止。ディスクI/Oやコントローラー、ケーブル不良などが典型要因です。
- 0x000000ED/UNMOUNTABLE_BOOT_VOLUME 起動ボリュームをマウントできない状態。ファイルシステム損傷や接続方式・BIOS設定不整合で発生します。
- 0x000000F4/CRITICAL_OBJECT_TERMINATION 重要プロセスが終了して停止。しばしばディスク障害やI/Oタイムアウトに起因する二次障害として見られます。
- 0xc000014c/STATUS_REGISTRY_IO_FAILED など 起動構成やレジストリ関連の重大エラーで回復環境が必要になるケース。ストレージ/ファイル破損が背景にあることがあります。
- 0x00000139/KERNEL_SECURITY_CHECK_FAILURE カーネルの重要データ構造の破損を検知。ドライバーやディスク/ファイル破損によるメモリ構造の破綻が関与する場合があります。
- 0x00000154/UNEXPECTED_STORE_EXCEPTION
カーネルのメモリストア(ストレージサブシステム連携)で予期せぬ例外。SSD/ストレージドライバーやファームウェア起因で報告例があります。USB機器やそのドライバーに問題がある場合に表示されます。USBハブやマウス、外付けHDDなどが原因となることがあります。
内部ストレージ(HDD/SSD)
内部ストレージ(HDD/SSD)の故障やファイルシステム破損、ページングファイルの読み書き失敗、起動構成データ(BCD)の損傷などはブルースクリーンを引き起こします。
原因切り分けはchkdskやS.M.A.R.T.確認、ケーブル/ポート交換、ストレージ診断ツール、ファームウェア更新、ドライバー更新、起動修復(回復環境)といった順で実施すると有効です。
※chkdsk /f /rを対象ドライブに実行すると不良セクター検査と論理修復が行えます(再起動が必要になる場合があります)。
- 0x00000024/NTFS_FILE_SYSTEM NTFS0x00000024
NTFS_FILE_SYSTEMNTFSのドライバーntfs.sysで障害が発生。ボリュームやファイルシステムの破損が疑われます。 - 0x0000007A/KERNEL_DATA_INPAGE_ERROR ページングファイル上のカーネルデータをメモリへ読み込めず停止。ディスクI/Oやコントローラー、ケーブル不良などが典型要因です。
- 0x000000ED/UNMOUNTABLE_BOOT_VOLUME 起動ボリュームをマウントできない状態。ファイルシステム損傷や接続方式・BIOS設定不整合で発生します。
- 0x000000F4/CRITICAL_OBJECT_TERMINATION 重要プロセスが終了して停止。しばしばディスク障害やI/Oタイムアウトに起因する二次障害として見られます。
- 0xc000014c/STATUS_REGISTRY_IO_FAILED など 起動構成やレジストリ関連の重大エラーで回復環境が必要になるケース。ストレージ/ファイル破損が背景にあることがあります。
- 0x00000139/KERNEL_SECURITY_CHECK_FAILURE カーネルの重要データ構造の破損を検知。ドライバーやディスク/ファイル破損によるメモリ構造の破綻が関与する場合があります。
- 0x00000154/UNEXPECTED_STORE_EXCEPTION カーネルのメモリストア(ストレージサブシステム連携)で予期せぬ例外。SSD/ストレージドライバーやファームウェア起因で報告例があります。
基板・マザーボード
マザーボードは、CPU、メモリー、ストレージ、電源ユニットなどをつなぐ基幹部品で、パソコン全体の動作を制御しています。
この基板に不具合や損傷が発生すると、電力供給や信号伝達が途切れ、システムが不安定になります。
経年劣化によるコンデンサの膨張・液漏れ、静電気、ホコリの蓄積、落下などが主な原因で、ブルースクリーンのほか、起動不能やフリーズ、電源が入らないといった症状を伴うこともあります。
- 0x0000000A/IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL
ハードウェア信号処理中に誤ったメモリアドレスを参照した場合に発生します。 - 0x0000001E/KMODE_EXCEPTION_NOT_HANDLED
基板レベルの例外をシステムが処理できなかった場合に表示されます。 - 0x0000007F/UNEXPECTED_KERNEL_MODE_TRAP
CPUまたはチップセットの異常動作により、カーネルが処理を停止します。 - 0x0000009C/MACHINE_CHECK_EXCEPTION
マザーボードやCPUの電圧・温度異常、ハードウェア障害で発生します。
BIOS/UEFI設定の誤り・不整合
BIOS(Basic Input/Output System)またはUEFIは、パソコンの起動時にハードウェアを初期化し、OSの起動を制御する重要なファームウェアです。
この設定に誤りがあると、ストレージやメモリーなどのハードウェアが正しく認識されず、ブルースクリーンや起動不能といった深刻なトラブルを引き起こすことがあります。
特に、ストレージの接続方式(AHCI/RAID/IDE)やブート順序、UEFI/Legacyモードなどの設定が変更されると、Windowsがインストールされているドライブを認識できず、「起動デバイスが見つからない」「INACCESSIBLE_BOOT_DEVICE」といったエラーが発生する場合があります。
また、BitLockerを有効にしている環境では、BIOS設定を変更するとセキュリティ上の理由から回復キーの入力を求められることもあります。
作業前にBitLocker回復キーを必ず確認・保存し、あわせて重要データのバックアップを実施してください。
なお、ファームウェア更新やSATAモードの変更はデータ消失や起動不能のリスクを伴いますので、十分に注意して進めます。
※ファームウェア更新やSATAモード変更はデータ消失や起動不能のリスクを伴いますので、BitLocker回復キーの確認に加え、重要データのバックアップを行ってから作業してください。
BIOS設定を見直す際は、ブートデバイスの優先順位やSATAモードが正しいか確認し、必要に応じて設定を修正して保存・再起動します。
ただし、BIOSの初期化やファームウェア更新はリスクを伴うため、安易に実行せず十分に注意してください。
ファームウェア更新やSATAモード変更はデータ消失や起動不能のリスクを伴います。BitLocker回復キーの確認に加え、重要データのバックアップを行ってから作業してください。
- 0x0000007B/INACCESSIBLE_BOOT_DEVICE
Windowsが起動ドライブにアクセスできない場合に発生します。SATAモードやブート設定の不整合が原因のことがあります。 - 0x000000ED/UNMOUNTABLE_BOOT_VOLUME
起動ドライブをマウントできない状態で発生します。BIOSの設定変更やストレージ認識エラーが関係することがあります。 - 0x000000A5/ACPI_BIOS_ERROR
ACPI(電源管理機能)の非互換や誤設定で発生します。BIOSの更新や設定見直しが必要な場合があります。 - 0x0000009C/MACHINE_CHECK_EXCEPTION
BIOSレベルでハードウェア制御異常や電圧不安定が検出された場合に発生します。マザーボードやCPU関連の異常が疑われます。
経年劣化
パソコンは長期間の使用で、電子部品の劣化や接点腐食、熱・振動による損耗が進行します。
特に電源ユニットやストレージ、マザーボードのコンデンサ類は経年で性能が低下し、電圧変動や過熱が起きやすくなります。
これによりシステムが不安定になり、突発的なブルースクリーンを引き起こすことがあります。
※「経年劣化」は回路や電子部品の老朽化を伴うため物理側に含めています。
- 0x0000009C/MACHINE_CHECK_EXCEPTION
ハードウェア老朽化による信号異常で発生します。 - 0x0000007F/UNEXPECTED_KERNEL_MODE_TRAP
CPUやメモリの経年劣化によって予期せぬ例外が発生した場合に表示されます。 - 0x000000F4/CRITICAL_OBJECT_TERMINATION
劣化したストレージが重要プロセスを停止させた際に発生します。 - 0x000000EF/CRITICAL_PROCESS_DIED
ハードウェア劣化によるシステムプロセスの異常終了で発生します。
論理障害
ドライバー
ドライバーはOSとハードウェアの橋渡しをするソフトウェアで、パソコンが内蔵HDD/SSDや外付けストレージ、USB機器などを正しく認識し、制御できるようにする役割を持ちます。
誤実装や互換性不良、破損、古いバージョンなどの問題があると、カーネル領域での不正アクセスや電源制御の失敗を招き、ブルースクリーンを引き起こします。
特にドライバーはOSの更新やハードウェアの交換に伴って互換性が崩れることがあり、定期的な更新が重要です。
※「ドライバー」はハードウェアとOSの橋渡しですが、障害原因としては論理側に分類されます。
グラフィック系(0x000000EA/0x00000116)はGPUドライバーや電源管理の不具合、起動系(0x0000007B/0x00000077)はストレージドライバーやBIOS設定不整合、電源管理系(0x0000009F)はスリープ復帰やUSB機器との相性で発生しやすい傾向があります。
- 0x0000000A/IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL
割り込みレベル不整合の状態で無効なメモリアドレスにアクセスしたときに発生。ドライバーのポインタ誤りやISR/DPC実装不備が主因。 - 0x0000001E/KMODE_EXCEPTION_NOT_HANDLED
カーネルモード例外をドライバーが処理できず停止。未処理アクセス違反や互換性のない古いドライバーで発生。 - 0x0000003F/NO_MORE_SYSTEM_PTES
システムPTEが枯渇。ドライバーがメモリマップI/OやDMAバッファを過剰確保し、解放しない場合に起きる。 - 0x0000007E/SYSTEM_THREAD_EXCEPTION_NOT_HANDLED
カーネルスレッド内の例外を処理できず停止。サードパーティドライバーの不正アクセスや競合が原因で頻発。 - 0x00000077/KERNEL_STACK_INPAGE_ERROR
ストレージドライバーやI/O関連の障害で、カーネルスタックページが読み込めなくなった際に発生。ディスクアクセスやドライバー層の不良が関与。 - 0x0000007B/INACCESSIBLE_BOOT_DEVICE
起動ドライブにアクセスできない状態。ブートローダーやストレージドライバーの不整合、設定変更が原因で発生。 - 0x0000009F/DRIVER_POWER_STATE_FAILURE
スリープ・復帰など電源状態遷移中にデバイスドライバーが応答しない、またはIRP処理に失敗。USB機器や無線LANドライバーで多い。 - 0x000000BE/ATTEMPTED_WRITE_TO_READONLY_MEMORY
ドライバーが読み取り専用メモリに書き込みを試みたときに発生。ページ属性の誤設定やドライバー破損が原因。 - 0x000000C2/BAD_POOL_CALLER
ドライバーがメモリプールを不正に操作した際に発生。リソース解放処理の不備や不適切なAPI呼び出しが背景。 - 0x000000D1/DRIVER_IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL
高IRQLで不正なメモリアドレスにアクセス。割り込みコンテキストでのページングメモリ参照など設計不備が背景。 - 0x000000D8/DRIVER_USED_EXCESSIVE_PTES
ドライバーが過剰なPTEを消費。大きな連続メモリ要求やメモリリークが疑われる。 - 0x000000EA/THREAD_STUCK_IN_DEVICE_DRIVER GPU
ドライバーが応答しなくなり無限ループに陥った場合に表示。グラフィックカードのドライバーやハードウェア不良で発生。 - 0x00000116/VIDEO_TDR_ERROR
GPUドライバーのタイムアウト検出と回復(TDR)に失敗。グラフィックドライバーの応答停止やGPU不良・過負荷で発生。 - 0x000000EF/CRITICAL_PROCESS_DIED
重要なシステムプロセスが終了。直接原因はプロセス異常だが、不良ドライバーがメモリやハンドルを破壊し二次的に誘発することがある。
ウイルス感染
ウイルスやマルウェアに感染すると、システムファイルやメモリー領域、レジストリ、ドライバーなどが破壊・改ざんされ、ブルースクリーンエラーが発生することがあります。
ウイルスによってカーネル領域が侵入・干渉されると、Windowsの重要な処理が正常に行えず、強制的にシステムが停止します。
ウイルス感染が疑われる場合は、セーフモードでの起動、信頼性の高いウイルス対策ソフトまたはWindows Defenderによる完全スキャン、システムファイルの修復(sfc /scannow)を行うことが推奨されます。
※「ウイルス感染」は物理的破損ではなく論理的改ざんなので論理側です。
- 0x00000050/PAGE_FAULT_IN_NONPAGED_AREA
破損したシステムファイルやウイルスによるメモリ書き換えが原因で、無効なメモリアドレスにアクセスした際に発生します。 - 0x000000A2/HAL_INITIALIZATION_FAILED
ハードウェア抽象化レイヤー(HAL)の初期化に失敗。ウイルスや不正プログラムがブート領域やシステムファイルを改変した場合に起こることがあります。 - 0x0000007A/KERNEL_DATA_INPAGE_ERROR
カーネルデータをストレージから正しく読み込めないときに発生。ウイルスがページングファイルやストレージ制御に影響を与えた場合にも発生します。 - 0x0000008B/INACCESSIBLE_BOOT_DEVICE
起動ドライブにアクセスできない状態。ウイルスがブートセクタやMBR(マスターブートレコード)を破壊した場合に表示されます。 - 0x0000008E/KERNEL_MODE_EXCEPTION_NOT_HANDLED
ウイルスがカーネルモードで動作するシステムドライバーを改ざん・削除したことで、予期せぬ例外が処理できず停止します。
システムファイルの破損
Windowsのシステムファイルが破損・欠損すると、起動時に必要な情報を正しく読み込めず、ブルースクリーンが発生します。
強制終了や突然の電源断、アップデート中断、ウイルス感染などが主な原因です。
軽度の場合は「sfc /scannow」や「DISM」コマンドで修復可能ですが、重度の破損ではリカバリーが必要になることもあります。
- 0xc000014c/STATUS_REGISTRY_IO_FAILED
起動構成データやレジストリが破損している場合に発生します。 - 0x00000139/KERNEL_SECURITY_CHECK_FAILURE
カーネルのデータ構造に不整合が発生した場合に表示されます。 - 0x00000154/UNEXPECTED_STORE_EXCEPTION
システムストア領域で異常が検出された際に発生します。 - 0x0000007E/SYSTEM_THREAD_EXCEPTION_NOT_HANDLED
破損したシステムファイルを読み込もうとして例外が発生した場合に表示されます。
ソフトウェアの互換性
古いアプリケーションやドライバーがOSと互換性を持たない場合、カーネルモードの処理に不整合が生じ、ブルースクリーンを引き起こすことがあります。
特に、Windows Update直後やバージョン違いのソフトを使用した際に発生しやすいトラブルです。
不具合を避けるには、ソフトウェアの最新バージョンを導入するか、互換モードで実行する方法が有効です。
- 0x0000001E/KMODE_EXCEPTION_NOT_HANDLED
非対応アプリが無効な命令をカーネルに送信した際に発生します。 - 0x0000007E/SYSTEM_THREAD_EXCEPTION_NOT_HANDLED
ソフトウェア実行中にカーネルスレッド例外が処理できなかった場合に発生します。 - 0x000000C2/BAD_POOL_CALLER
アプリがメモリプールを不正に操作した際に発生します。 - 0x00000050/PAGE_FAULT_IN_NONPAGED_AREA
ソフトウェアが存在しないメモリアドレスを参照したときに起こります。
更新プログラムの不具合
Windows Updateの更新プログラムやドライバー更新に不具合が含まれている場合、システムの整合性が崩れ、ブルースクリーンが表示されることがあります。
更新直後に不具合が発生する場合は、該当プログラムのアンインストールや前のビルドへの復元を行うと改善するケースがあります。
- 0x0000007E/SYSTEM_THREAD_EXCEPTION_NOT_HANDLED
更新プログラム適用後、カーネルスレッド例外が処理不能になった際に発生します。 - 0x0000009F/DRIVER_POWER_STATE_FAILURE
ドライバー更新後、電源管理処理に不整合が発生した場合に表示されます。 - 0x000000EF/CRITICAL_PROCESS_DIED
更新プログラムにより重要プロセスが異常終了したときに起こります。 - 0x00000139/KERNEL_SECURITY_CHECK_FAILURE
更新適用時の署名検証エラーや整合性不良で発生します。
ブルースクリーン発生時の対処法
ブルースクリーンエラーが発生した場合は、原因を特定しながら段階的に対処していくことが大切です。以下では、一般的な改善手順をわかりやすく説明します。
まずは待つ
ブルースクリーンが発生して10分ほど経つと、自動的に再起動されます。
再起動後に問題なく起動できた場合、外付けHDDやUSBメモリ、OneDrive/Google Drive/Dropboxなどに大切なデータのバックアップを取っておきましょう。
そのままにしておくと再度ブルースクリーンが起きて、データが消えてしまうかもしれません。
ブルースクリーンと再起動が延々と繰り返されて起動できない、10〜15分以上待っても自動的に再起動されない場合は、電源ボタンを長押しして強制終了します。
ただし何度も強制終了や電源のオン/オフを繰り返すとストレージや電源ユニットなどの各パーツに過度な負荷がかかりますのでやめましょう。
もしエラーコード(STOPコード)が表示されている場合は強制終了する前に必ずメモしておいてください。
周辺機器を外す
外付けハードディスク(SSD/HDD)、USBメモリ、USBヘッドセット、マウス、プリンターなどの周辺機器が原因でエラーが起こる場合もあります。
まずは、これらを一旦すべて取り外してからパソコンを再起動し、動作を確認します。
ブルースクリーンが表示された場合は、すぐに電源を切らず、しばらく待って自動的に再起動されるか確認し、表示されているエラーコード(停止コード)を控えておきましょう。
外付け機器を取り外した状態で正常に起動できた場合は、接続していた機器やそのドライバーに問題がある可能性があります。
電源ケーブルやバッテリーの状態にも注意しながら、必ず電源を切ってから作業を行いましょう。
次に、それぞれの外付け機器のドライバーが最新かどうかを確認します。古い場合は最新のドライバーをインストールしてから、1台ずつ接続して動作を確認してください。
特定の機器を接続したときに再びエラーが発生する場合は、その機器のドライバーがお使いのパソコンと互換性がないか、機器自体が故障している可能性があります。
このような場合は、使用を中止し、メーカーに相談することをおすすめします。
また、問題のある機器を接続したまま再起動を繰り返したり、通電を続けると状態が悪化し、最悪の場合データが復旧できなくなることもありますので早めに対処しましょう。
ドライバーを元に戻す/アンインストールする
Windowsブルースクリーンが頻発する場合、直近で更新されたデバイスドライバーが原因であることが多くあります。
スタートボタン右クリック>「デバイスマネージャー」>該当するデバイスを選択して右クリック>「プロパティ」>「ドライバー」タブ>「ドライバーを元に戻す」>「OK」
またはアンインストールします。
スタートボタン右クリック>「デバイスマネージャー」>該当するデバイスを選択して右クリック>「ドライバをアンインストール」>「アンインストール」※「このデバイスのドライバーソフトウェアを削除します」にはチェックを入れません
特にグラフィックボード、ストレージ、ネットワークアダプターは影響が大きく、症状としては再起動を繰り返す、パソコンが起動しない、ブルースクリーンが一瞬で消えるなどが見られます。
作業後は自動更新を一時的に停止して再発を防ぎましょう。
セーフモードが安定して動作する場合は、セーフモードで実行すると失敗が減ります。
「自動修復」の画面で、「詳細オプション」>「オプションの選択」にある「トラブルシューティング」>「詳細オプション」を選択し、画面遷移後に「スタートアップ設定」>画面右下に表示される「再起動」>「オプションを選択するには、番号を押してください」と表示されたら、キーボードの「4キー」か「F4キー」を押す
代表的なデバイスと症状の関係は以下の通りです。
グラフィック:画面の点滅や停止コードVIDEO系が出る場合は、ドライバーのクリーンインストールも検討します。
※グラフィックドライバーはメーカー提供ユーティリティでクリーンインストールを行うと、残存設定が原因の不具合を除去できます。
ストレージまたはコントローラー:起動しない、停止コードINACCESSIBLE_BOOT_DEVICEが出る場合は、SATAまたはNVMe設定を確認します。
ネットワーク:起動直後にブルースクリーンが頻発する場合は、省電力設定を無効化します。
パソコンを再起動する
ブルースクリーンが表示された場合は、まず慌てずにそのまましばらく待ちましょう。
多くの場合、エラー情報の収集が完了すると自動的に再起動が行われます。
再起動まで10分ほどかかることもありますので、無理に電源を切らず、画面の動作が止まっているように見えても少し様子を見ます。
もし10〜15分経っても自動再起動されない場合は、電源ボタンを15秒ほど長押しして強制的に電源を切り、再度電源を入れます。
ただし、何度も強制終了や電源のオン/オフを繰り返すとストレージや電源ユニットなどの部品に負荷がかかるため、繰り返さないよう注意しましょう。
再起動前に、画面に表示されているエラーコード(STOPコード)を必ず控えておきます。
これは「0x000000○○」のような形式の英数字で、ブルースクリーンの原因を特定する手掛かりになります。
コードはスマートフォンで撮影するか、メモを取ると後から調査しやすくなります。
セーフモードで起動する
セーフモードでは、Windowsが最低限の機能だけで起動するため、問題のあるドライバーやプログラムを回避できることがあります。
「自動修復」の画面で、「詳細オプション」>「オプションの選択」にある「トラブルシューティング」>「詳細オプション」を選択し、画面遷移後に「スタートアップ設定」>画面右下に表示される「再起動」>「オプションを選択するには、番号を押してください」と表示されたら、キーボードの「4キー」か「F4キー」を押す
メモリーを点検する
メモリーが正しく差し込まれていない場合や接触不良がある場合、エラーが発生することがあります。
一度メモリーを取り外し、差し直してから再起動します。それでも解消しない場合はメモリー自体の交換が必要です。
メモリを差し込む際は、まず静電気対策を行うことが基本で、作業前に金属部分に触れて放電し、部品を傷めないようにします。
メモリを差すときは、スロットの溝とメモリの切り欠きを正しく合わせ、かたくて入りにくい場合は無理に押し込まずに一度抜いて向きや位置を確認します。
押し込みは上からだけでなく左右からも力をかけ、スロットの溝を押し広げるようにします。
徐々に力を加え、最後は一気に押し込むと「パチン」と音がしてツメがはまりますので、この音が装着完了の目安です。
前後に揺らしたり、こじ入れたりするのは絶対に厳禁、部品が樹脂製のため、破損の原因になります。
斜めに差し込むと抜けなくなる場合もあるため、左右が均等に入っているか確認してから押し込みます。
片側のツメが少し浮いている場合でも動作する場合がありますが、それでも気づいたときに確実にはめ直すことが大切です。
タスクバーの検索ウィンドウに「メモリ」>「Windows メモリ診断」を選択>「今すぐ再起動して問題の有無を確認する」>再起動の途中でメモリ診断がはじまったら、「F1キー」>矢印キーで操作し、「テストミックス」の項目で「標準」を選択>「Tabキー」>「パスカウント」選択>回数は「5」を入力>「F10キー」を押す>診断終了を待つ>メモリエラーが検出された場合は、メモリモジュールの故障の可能性があるため、交換または修理を検討する
BIOSの設定を見直す
BIOSの設定に誤りがあると、ハードウェアが正常に認識されずブルースクリーンが発生することがあります。
OSの読み込みやハードウェアの制御を行っているBIOS(Basic Input/Output System)に異常が起きるとブルースクリーンエラーが発生します。
BIOS設定を初期化または正しい値に変更して再起動を試みます。
パソコンの電源を入れる>「F2キー」(すぐに開かない場合は連打する)>「BIOSセットアップユーティリティ」>矢印キーを使い、「Boot」>「Enterキー」>「Boot Device Priority」>「Enterキー」>「1st Boot Device」>「Enterキー」>ドライブ(Windowsがインストールされているもの)を選択する>「Enterキー」>矢印キーで「Save Changes and Reset」を選択>「Enterキー」
※初期化することもできますがデータ消失や機器の破損などのリスクがあるため推奨はしておりません。
HDDやSSDを交換する
内部ストレージの故障や破損が原因の場合、修理または交換が必要です。ディスクエラーが頻発する場合は、早めに対処しましょう。
ウイルスを診断・駆除する
ウイルス感染によってシステムファイルが破損し、エラーが発生することがあります。
ウイルス対策ソフトでフルスキャンと駆除を行い、感染が確認された場合はネットワークを切断して情報漏えいを防ぎます。
セーフモードで起動後に行いましょう。
「自動修復」の画面で、「詳細オプション」>「オプションの選択」にある「トラブルシューティング」>「詳細オプション」を選択し、画面遷移後に「スタートアップ設定」>画面右下に表示される「再起動」>「オプションを選択するには、番号を押してください」と表示されたら、キーボードの「4キー」か「F4キー」を押す
BitLockerの回復キーを入力する
BitLockerの回復キー入力が求められた場合は、正しいキーを入力して復号化を行います。
キーが不明な場合は、システム管理者やMicrosoftアカウントに保存されている情報を確認します。
複数人での管理やパスワード管理ツールの活用も有効です。
更新プログラムをアンインストールする
Windowsの更新プログラムが原因でエラーが起きる場合があります。
特にWindows Updateの適用直後にブルースクリーンが表示された場合は、更新プログラムを一時的にアンインストールし、アップデート前の状態に戻すことで問題が解消することがあります。
作業はセーフモードで行い、最近インストールされた更新プログラムをアンインストールしてから再起動します。
問題が解消したら、新しいバージョンの更新を待って再インストールするのが安全です。
ただし、内蔵HDD/SSDの認識異常や動作の遅延がある場合、機器の経年劣化や故障の可能性もあるため、そのような症状が見られるときはアンインストール作業を避けてください。
状態が悪化し、データの破損や起動不能に陥るおそれがあります。
また、Windows Updateで配信される更新プログラムはセキュリティ修正や不具合改善を目的としているため、むやみに削除すると別のトラブルや脆弱性が生じることがあります。
したがって、特定のプログラムやハードウェアの導入後にブルースクリーンが発生した場合など、原因をある程度特定できるケースに限定してアンインストールを行うようにしましょう。
アンインストールを実施しても改善しない場合は、「システムの復元」でブルースクリーン発生前の状態に戻す方法も有効です。
操作に不安を感じる場合や、保存データが重要な場合は、無理に作業を進めずプロのデータ復旧・修理業者に相談することをおすすめします。
システムを復元する
復元ポイントを設定している場合、システムを正常に動作していた時点に戻すことができます。
直近の更新や設定変更によるトラブルを解消するのに最も有効な手段です。
※システムの復元は、ドライバーやアプリ、レジストリなどのシステム構成を過去の状態に戻す機能ですので、通常、文書や写真などの個人データは削除されませんが、復元ポイント以降にインストールしたアプリやドライバーは無効化・削除されることがあります。
パソコンの強制終了と起動を複数回繰り返す>「スタートアップ修復」を起動>「自動修復」画面>「詳細オプション」>「システムの復元」>画面の指示通りに進める
DISMコマンドを実行する
DISMコマンドはシステムイメージの破損を修復するツールです。
エラー画面の「トラブルシューティング」>「詳細オプション」の中にある「コマンドプロンプト」>「コマンドプロンプト」>DISM.exe /Online /Cleanup-image /Restorehealthと入力し、コマンドを実行する
システムファイルチェッカーを実行する
システムファイルの整合性を確認し、不適切なものを正しいバージョンに置き換えて破損したファイルを修復する方法です。
タスクバーの検索ボックスに「command prompt」と入力>「コマンドプロンプト(デスクトップ アプリ)」 を右クリックもしくは長押し>「管理者として実行」>「はい」>DISM.exe /Online /Cleanup-image /Restorehealthと入力>「Enterキー」>「操作が正常に完了しました」とメッセージが表示される>sfc/scannowと入力>「Enterキー」>「検証 100% 完了」と表示される>exitと入力>「Enterキー」を押して完了
スタートアップ修復を行う
スタートアップ修復は起動に関するトラブルを自動で検出・修復する機能です。自動的に起動しない場合は詳細オプションから手動で実行できます。ただし繰り返しの利用はシステムに負荷をかけるため、必要な場合に限定します。
パソコンを初期化する
上記の方法でも解決しない場合は、パソコンの初期化を検討します。
初期化を行うと設定や保存データが全て消去されるため、事前にバックアップを取ることが重要です。
ログ・ミニダンプを活用する
ブルースクリーンが頻発する場合は、まず原因の切り分けとログの確認を優先します。
やみくもに再インストールや部品交換を行うよりも、手順を踏んで確認を進めることで、再発防止や効率的な修復につながります。
再起動を繰り返す場合
Windowsでブルースクリーンが発生し、再起動を繰り返してしまう場合は、原因の切り分けとログの収集を行うことが重要です。
※電源プランを高パフォーマンスに変更し、PCI Expressのリンク状態電源管理とUSBセレクティブサスペンドを無効化すると安定する場合がありますので、コントロールパネルの「電源オプション」を開き、使用中のプランで「プラン設定の変更」>「詳細な電源設定の変更」を選択、一覧から「PCI Express」を展開し、「リンク状態電源管理」を「オフ」に設定、次に「USB設定」を展開し、「USBセレクティブサスペンドの設定」を「無効」に変更、必要に応じて電源プランを「高パフォーマンス」に切り替えてください。
最初に行うこと
最初に確認すべきポイントは、自動再起動を無効にしてエラー内容を確実に把握することです。
「自動修復」の画面で、「詳細オプション」>「オプションの選択」にある「トラブルシューティング」>「詳細オプション」を選択し、画面遷移後に「スタートアップ設定」>画面右下に表示される「再起動」>「オプションを選択するには、番号を押してください」と表示されたら、キーボードの「4キー」か「F4キー」を押す>「セーフモード」で起動>「Windowsキー」+「Rキー」>sysdm.cplと入力>「Enterキー」>「詳細設定」>「起動と回復」>「設定」>「システムエラー」>「自動的に再起動する」のチェックを外す>「OK」>パソコンを再起動する
エラーコード(STOPコード)を正確に読み取り、イベントビューアやミニダンプに記録された情報を残しておくことで、再発防止や原因の特定が容易になります。
自動再起動を無効化するには、システムの詳細設定を開き、起動と回復の設定を選択します。
「システムエラー」の項目で「自動的に再起動する」のチェックを外し、OKを押して設定を保存します。
この操作により、ブルースクリーンが発生しても自動的に再起動せず、画面上にエラー内容が表示されたままになります。
停止コード(例:0x0000007E、CRITICAL_PROCESS_DIEDなど)は、後の調査で非常に重要な手がかりとなるため、必ず記録しておきましょう。
次に、周辺機器やUSB機器をすべて外し、キーボードとマウスだけを接続した状態で再起動します。
外部機器や周辺デバイスのドライバーが原因でエラーを引き起こす場合があるため、この段階で問題が解消することもあります。
続いて、イベントビューアを開きます。
Windowsログからシステムを選択し、重大またはエラーとして記録されている項目を確認します。
ブルースクリーンが発生した時刻と一致するログがあれば、その中に関連するドライバー名やモジュール名が記録されていることがあります。
Windowsログの「システム」で、発生時刻付近のBugCheck(イベントID 1001)やドライバー名を含むエラーを確認すると手がかりになります。
※信頼性モニター(検索で「信頼性」と入力)を開くと、失敗イベントの時系列と関連モジュールを一覧できます。
さらに、C:\Windows\Minidumpフォルダーを開き、.dmpファイルを確認します。
これはミニダンプと呼ばれるエラーログで、ブルースクリーン発生時のメモリ情報や関係ドライバーの記録が保存されています。
解析ツール(BlueScreenViewなど)を使用すれば、停止コードの原因となったドライバーやモジュールを特定することができます。
ちなみに、同じ画面の「デバッグ情報の書き込み」で「自動メモリダンプ(推奨)」または「カーネルメモリダンプ」を選ぶと、より詳細なダンプを取得できます。
保存先は既定でC:\Windows\MEMORY.DMPです。
経過観察後に進めること
セーフモードで起動し、ドライバーや常駐アプリを一時的に停止します。
直前に導入された更新プログラムやデバイスドライバーをアンインストールして再起動します。
ストレージやメモリの状態を診断し、HDDやSSDのSMART情報を確認します。
メモリ診断ツールを実行して、物理的な不具合がないか確認することも重要です。
再起動が高速で繰り返される場合は、ドライバー同士の衝突が疑われます。
この場合は自動再起動を無効化したうえで、セーフモードからドライバーをロールバックします。
更新プログラムの適用後にブルースクリーンが頻発する場合は、更新の不整合が原因であることがあります。
該当する更新をアンインストールし、必要に応じてシステムの復元を実行します。
起動直後に停止する場合は、ストレージやメモリーの異常が考えられます。
SMART情報の確認やCHKDSK、メモリ診断ツールでの検査を行い、異常がないか確認します。
進捗が0%のまま止まるケースでは、システムファイルの破損が原因であることがあります。
この場合は、管理者権限でコマンドプロンプトを開き、sfc /scannowおよびDISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealthを順に実行して修復を試みます。
※オンライン環境ではDISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealthを先に実行し、その後でsfc /scannowを実行します。
エラーが消えてしまった場合の確認方法
エラーが一瞬で消えてしまう場合は、表示の保持と記録の両面から対処します。
まず自動再起動を無効化して画面を停止させ、イベントビューアのログとミニダンプから原因を分析します。
さらに、セーフモードでWindowsを起動すれば、常駐アプリの影響を避けながら解析や修復を進めることができます。
この方法により、ドライバーや更新の不整合、ストレージの不良などの原因を検証しやすくなります。
画面が進まない場合やWindowsが起動できない場合は、回復環境から修復オプションを実行します。
必要に応じて回復ドライブを使用して起動し、システムの修復やドライバーの復旧を行うと安全です。
最後に
ブルースクリーンエラーとは、Windowsが重大な障害を検知したときに安全に処理を停止し、青い画面で「停止コード(STOPコード)」などの情報を表示する仕組みです。主因はメモリ不良、ドライバーやソフトウェアの不具合、内部ストレージ(HDD/SSD)の故障、ウイルス感染などで、電源・マザーボード等のハード不調や更新プログラムの不具合、ソフト互換性、経年劣化が関与することもあります。
発生時はすぐ電源を切らず、まず10〜15分ほど待って自動再起動されるか確認し、表示されている停止コードを記録します。再起動後に起動できたら必ずデータをバックアップしてください。再起動が始まらない/ループする場合のみ電源長押しで一度だけ強制終了し、電源のオン/オフや強制終了を繰り返す行為はストレージや電源ユニット等へ過度な負荷となるため避けます。
原因切り分けは、外付け機器をすべて外して起動確認→セーフモード起動→直近のドライバーや更新プログラムのロールバック/アンインストール→メモリの差し直し・診断→ストレージの健全性確認(S.M.A.R.T.やchkdsk)→BIOS設定の見直し、の順で段階的に行います。システムファイル破損が疑われる場合は DISM と SFC を実行、改善しない重度事例ではシステムの復元や起動修復を検討します。BitLocker の画面が出た場合は回復キーで復号するのが先決で、通常のトラブル手順とは切り分けて対応します。
物理故障(とくにHDD/SSDの異音・エラー多発、電源の不安定など)が疑われる、あるいはデータが最優先の場合は、安易な初期化やOS再インストール、通電の反復を避け、専門業者へ相談する判断も重要です。慌てず記録・バックアップ・切り分けを徹底し、段階的に原因を特定していきましょう。
